iPodを胸ポケットに入れて歩いていると乳首に当たって変な感じ
学校
タイトルで引くなよ?お前ら
ダニエル先輩が作成した地雷を踏んでみましょ、ってことで。
地雷バトン:タイトルは「iPodを胸ポケットに入れて歩いていると乳首に当たって妙な感じ」にすること
内容
1. 自分と嫁を登場キャラにしてショートストーリーを書け
以上
さすが先輩、単純明快
でも絶対ショートストーリーと言えないほど長くなるな
めんどいので推敲なしでいきます
GO
ある冬の受業中である。教室は暖房がついているものの、廊下側は震えるほど寒い。
まあ俺は幸い暖房のすぐ近くで、寧ろ暑いくらいだ。ごめんよ、廊下側の君達。俺に責任はないから恨むんじゃねえよ?
そこで気付く。
廊下側の席の中で、ただ一人だけ震えていない人間を。
(長門か…)
ショートカットにカーディガン。無表情な瞳で教科書を広げている。
(確かにあいつなら寒さとか関係なさそうだな)
そして現社のY先生の眠たくなる授業を無視して倫理の資料を眺める。
授業の半分も理解出来ないのは俺だけじゃないはずだ。
昼休み。
恐ろしく暇だ。理由は明快。早弁してしまったのだ。さらに普段こういう時は一緒に駄弁る友達が今日欠席しているのだ。こうなれば寝てしまおうかとも考えるのだが、生憎今日は全く眠くない。
こういう時は一択。
「図書室だな」
図書室で──そう、例えば太宰治の「人間失格」でも読んで中二な気分に浸ろうという考えだ。
最近本を読んでいなかった分読みふけってしまったので、すぐ近くにいる人影に全く気づかなかったのである。
「何を読んでいるの」
俺は飛び上がった。その声は長門の声だった。
「え…いや…人間失格だけど」
「……そう」
長門は再び視線を本に落としていつもの妙に良い姿勢をとる。
一体なんだと言うんだ。
「その本を少し読ませて欲しい」
「え?」
「だめ?」
「いや、いいけど」
「ありがとう」
結局、昼休み中長門は「人間失格」を読んでいた。
放課後である。
俺は図書室から借りた「人間失格」をカバンに入れ、家に帰る。
長門が宇宙人だと叫んでいた馬鹿がいるという話を聞いたことがある。
それが本当なら、「人間失格」というタイトルに気を惹かれたのも説明できなくもないかも─
なーんてな。
俺は自分を嘲りながら家路についた。
…うわあ、現実的。
てか夢がないよね。まあ人間なんてそんなものさ
長門が今のクラスの中にいたら…という妄想ですが俺は非常に無欲な人間らしいです
コメ返
>じみぃ
スリップノットでしたかすんません
苦労って言うか楽しいから弾いてるわけで、練習だとか考えてないお
結局趣味だしね
俺としてはストラトの方が乾いた音、レスポールは何かしっとりした音という認識
>ネガオ先輩
ですねー
ダニエル先輩が作成した地雷を踏んでみましょ、ってことで。
地雷バトン:タイトルは「iPodを胸ポケットに入れて歩いていると乳首に当たって妙な感じ」にすること
内容
1. 自分と嫁を登場キャラにしてショートストーリーを書け
以上
さすが先輩、単純明快
でも絶対ショートストーリーと言えないほど長くなるな
めんどいので推敲なしでいきます
GO
ある冬の受業中である。教室は暖房がついているものの、廊下側は震えるほど寒い。
まあ俺は幸い暖房のすぐ近くで、寧ろ暑いくらいだ。ごめんよ、廊下側の君達。俺に責任はないから恨むんじゃねえよ?
そこで気付く。
廊下側の席の中で、ただ一人だけ震えていない人間を。
(長門か…)
ショートカットにカーディガン。無表情な瞳で教科書を広げている。
(確かにあいつなら寒さとか関係なさそうだな)
そして現社のY先生の眠たくなる授業を無視して倫理の資料を眺める。
授業の半分も理解出来ないのは俺だけじゃないはずだ。
昼休み。
恐ろしく暇だ。理由は明快。早弁してしまったのだ。さらに普段こういう時は一緒に駄弁る友達が今日欠席しているのだ。こうなれば寝てしまおうかとも考えるのだが、生憎今日は全く眠くない。
こういう時は一択。
「図書室だな」
図書室で──そう、例えば太宰治の「人間失格」でも読んで中二な気分に浸ろうという考えだ。
最近本を読んでいなかった分読みふけってしまったので、すぐ近くにいる人影に全く気づかなかったのである。
「何を読んでいるの」
俺は飛び上がった。その声は長門の声だった。
「え…いや…人間失格だけど」
「……そう」
長門は再び視線を本に落としていつもの妙に良い姿勢をとる。
一体なんだと言うんだ。
「その本を少し読ませて欲しい」
「え?」
「だめ?」
「いや、いいけど」
「ありがとう」
結局、昼休み中長門は「人間失格」を読んでいた。
放課後である。
俺は図書室から借りた「人間失格」をカバンに入れ、家に帰る。
長門が宇宙人だと叫んでいた馬鹿がいるという話を聞いたことがある。
それが本当なら、「人間失格」というタイトルに気を惹かれたのも説明できなくもないかも─
なーんてな。
俺は自分を嘲りながら家路についた。
…うわあ、現実的。
てか夢がないよね。まあ人間なんてそんなものさ
長門が今のクラスの中にいたら…という妄想ですが俺は非常に無欲な人間らしいです
コメ返
>じみぃ
スリップノットでしたかすんません
苦労って言うか楽しいから弾いてるわけで、練習だとか考えてないお
結局趣味だしね
俺としてはストラトの方が乾いた音、レスポールは何かしっとりした音という認識
>ネガオ先輩
ですねー
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